「大人と子どものこころの相談室 」 

「大人と子どものこころの相談室」 は、発達障害の専門家による、子どもと保護者の方を対象としたカウンセリングサービスです。

ベアービーでは、子どもやそのご家族の様々な不安やお悩みをしっかりとお伺いし、お子様の特性に合わせたきめ細やかなサポートを行い、丁寧なカウンセリングを心がけています。受給者証、療育手帳がなくてもご利用いただけます。


  • 幼児~成人まで

癇癪(かんしゃく)、チック、不安、腹痛や頭痛の訴え、気分の波が激しい、元気がない、吃音(きつおん) (どもる) 、寝ている時に叫ぶ ((や)(きょう)) などの症状がある子ども

その他、学校に行きにくい、人が苦手、抑うつ気分、不安が高い、眠れないなど、こころと身体の症状に悩んでおられる方。

  • 保護者の方 (発達・子育て相談

子どもについて、言葉や運動発達など心配されている方。落ち着きがない、癇癪(かんしゃく)(こわ)がりなど育てにくさを感じておられる方。登校園渋り、自分を傷つける行動、摂食の問題、強迫性(きょうはくせい)障害(しょうがい)などで心配されている方。子どもへの関わり方に悩んでおられる方。

初回面接後、カウンセリング・プレイセラピー・PCIT (親子相互交流療法) と、症状に合わせたアプローチを行います。

【カウンセリングルーム ベアービー】 -大人と子どものこころの相談室-子育て相談(親子面接)

子どもの発達に関するご心配については、乳幼児期からの様子を伺い、子どもにお会いした上で、子どもの問題・症状について、原因や対応についてもご一緒に考えていきます。

必要に応じて、検査を実施したり、他の専門機関をご提案します。

様々なご相談に応じます。対面でのお話カウンセリングで話をすることは、心の中にもやもやしている問題を目の前に並べていくような作業です。目の前に置いて、改めて見つめ直すことで色々な気づきが生まれます。さらに、問題を整理したり、解決への糸口を見つけることに役立ちます。

カウンセラーは、相談に来られる方が自分自身の力で立ち直っていくきっかけを作ったり、気持ちや考え方を整理していくためのサポーターとして、相談者が本来もっている力を発揮できるよう援助します。必要に応じて、認知(にんち)行動(こうどう)療法(りょうほう)なども行います。

プレイセラピーでは子どもの“遊び”を、「言葉では十分に表現することができない自分の気持ちや考え」を、遊びの中で表現します。ほんとうの自分になれる温かな雰囲気(ふんいき)とカウンセラーとの関係性の中で、子どもは、遊びを通した表現をカウンセラーに受けとめられられる体験を重ねていきます。

その中で緊張や不安、欲求不満・フラストレーションから解放され、傷つきを(いや)し、自分らしく生きる力を充電していきます。カウンセラーは、子ども自身が「自分の問題を解決できる力を持っていること」「成長のしたい衝動(しょうどう)を持っている」という、子どもへの信頼を大切にしています。

プレイセラピー(輪投げ)
プレイセラピー(積み木)

PCITは、親子の関係性改善によって回復に向かうよう働きかける行動学に基づく心理療法です。発祥はアメリカがですが、現在、世界各国に広がっています。「落ち着きがない」「発達障がいのある」子ども、「子どもへの接し方がわからない」「子育てに自信がない」など、育児に悩む保護者の方に効果があるという研究が報告されています。

親子の遊び場面で、子どもと遊ぶ保護者の方に対して、別室にいる支援者がイヤホン越しにライブコーチングを行い、子どもとの関わり方を実践的に学ぶことができます。保護者の方を困らせる子どもの行動は、「特性」の問題がベースにあることもありますが、親子関係が悪循環(あくじゅんかん)(おちい)ることよって強まっていることがあります。そこに、客観的な視点を持った支援者が関わることによって、子どもと向き合う中では見えなかったボタンの掛け違いに気付けることがあります。そのボタンをかけ直し、親子関係がよくなることで、保護者の方は、育児が楽になります。子どもは、問題となる行動が減って、他の対人関係が改善するなど、様々な変化が期待されます。

  • 1お申し込み

    当ホームページの予約フォームからお申込みください。 お申込みいただきましたら、3営業日以内にこちらよりお電話いたします。

  • 2初回面接

    書類(相談票)にご記入いただき、その後、お話を伺います。 料金は、毎回の終了時にカウンセラーへ直接お支払いください。

  • 3カウンセリング開始

    相談票に基づいた実際のカウンセリングは、50分間となっております。 時間に遅れて来られた場合でも、延長等はできませんのでご了承ください。
    また、当日にキャンセルのご連絡をいただいた場合は、面接料の半額をいただきます。キャンセルする場合は、前日までにお電話ください。

 

項 目料 金備 考
初回カウンセリング(90分以内)7,000円+税相談票記入+カウンセリング
2回目以降カウンセリング(50分 / 1回)6,000円+税  ー    
PCIT(1時間 / 1回)6,000円+税PCIT: 子どもの行動や心、育児に悩む保護者の方を対象とした心理療法
発達検査・知能検査6,000円+税聴き取り、検査、フィードバックの最低3回が必要
その他の検査1,000円~5,000円+税検査内容により異なる

熊本 千登勢(くまもとちとせ) / 臨床心理士・公認心理師・PCIT International 公認セラピスト

これまでの心理臨床活動は、多領域に渡ります。医療領域では各種検査を実施してきました。教育領域では、幼稚園から小学校・中学校・高等学校に至るまでスクールカウンセラーとして勤務。

大学においては、学生相談室・大学附設の相談室のカウンセラーと、幅広い年代の保護者の方と子どものカウンセリング、親子に関わる教員へのコンサルテーションを行ってきました。福祉領域では、児童相談所・児童養護施設にて、保護者方と子どものカウンセリングやプレイセラピーを行ってきました。

大学は体育科卒業。社会人のスタートは幼稚園教員でした。それ以降ずっと、「子どもファースト」の想いで子ども達に関わり続ける中で、次第に、子ども達のためにも、子育てに奮闘する保護者の方を支えることの重要性を感じるようになり、活動の場を心理臨床領域に移していきました。そして、その想いは年を追う毎に強まり、2024年からは障害児福祉領域に活動の主軸を据えることにいたしました。

きらり輝く才能があっても、日本の学校教育の枠が窮屈すぎて、様々な問題としてシグナルを出さざるを得ず、苦戦を強いられてきた子ども達に、これまでたくさん出会ってきました。保護者の方と共に一人でも多くの子ども達を、生き生きと自分の脚で歩いていける未来へつなげたい、それが私の、そして、ベアービーの願いであり、使命だと考えています。